#006_2、三脚





1.三脚は必要か?
2.自分撮りのために
3.屋外撮影での使用
4.どんな三脚がおすすめか
5.三脚撮影時の注意点

三脚は必ず必要な機材ではありません。
しかし、これがあると映像の幅が広がります。

私は、こんな風に三脚を使用しています。


1.三脚は必要か?
街中や観光地など、多くの人が撮影している場所。
しかし、そこで三脚を使っている人を見ることはほとんどありません。
ムービー、スチールに関わらず。
使っているのはよっぽどのマニアの人ぐらいでしょう。

なぜ使う人がいないのか?

それは必要が無いからです。

スチールだと、みんなで一緒に撮りたいときぐらいしか、三脚を使う機会はありません。
そんな場合でも、近くにいる人にシャッターを頼めば必要なくなります。

他には、少し光量の少ない場所でスローシャッターを使う場合に、ぶれない為に使います。

しかし動画だと、みんなで一緒に、という機会がまずありません。
微妙な手ブレを気にする必要はありません。
人が動いたり、話したりしているシーンでは、多少の揺れはきになりません。

また、高性能な手ブレ補正機能を搭載しているビデオカメラも多くあります。

第一、もって歩くのにかさばって重い。


2.自分撮りのために
私のYoutube動画。
一番多いのが、食事シーンです。

たいてい一人ではありません。
ですから、撮ってもらえばいいんですけど。
食べるのを邪魔してしまいます。

そこで、邪魔をしないように三脚を使用します。

HDR-PJ790Vで撮影する時は、シューティンググリップを使用します。

それ以外のカメラの時は、10センチほどのコンパクトな三脚。


3.屋外撮影での使用
時々は、屋外でも三脚を使用します。

フィックス撮影の為。

主に風景を撮影する時です。
手持ちと変わらない被写体であっても、三脚を使用するとかなり違って見えます

画面が固定されているので、色鮮やかでくっきり鮮明に見えます。
それは私の気のせいなのかもしれませんが。


4.どんな三脚がおすすめか
ビデオは撮影中にパンやチルトを行います。
スムーズなパンが行えるような雲台が必要。
だから、スチール用は向いていません。
ビデオ専用の三脚が必要です。

ビデオ用の中でも、パン棒にリモコンがついているのが最適です。
被写体を追いながら、ズーム操作ができるから。

一般的にはそういわれています。
ネットのQ&Aでも、そんな回答がほとんどです。

しかしやっぱりこれも「目的による」と思います。

私の場合、三脚を使う目的がフィックスです。
したがって、パンやチルトは行いません。
固定できればいいのです。

構図を決めてから録画を開始します。
だから、リモコンズームも不要。

また、主に旅先での撮影が多い。
そのため携帯性が重要です。

HDR-PJ790Vは、比較的大きいカメラです。
ですが、一眼に比べれば小さくて軽い。
だから、しっかりした大型の三脚は必要ありません。

よって、私が使っているのは、パイプ製多段式の安い三脚。
ウエストバッグにも入ります。
胸のちょっと下ぐらいまでの高さになります。
それで何の問題もありません。

マニアの人のアドバイスももちろん有益です。
しかし、マニアの人がマニア的な使い方をするのに最適なアドバイスです。

初心者が、同じものを買って使いこなせればよいのですが。
でかい三脚を持って歩くことが苦になっては、せっかく買っても使わなくなるでしょう。

まずは、高機能ではないが安くて持ち運びやすいものをお勧めします。
それを使ってみて、自分の撮影スタイルに合わなければ買い替える。
そうすれば、必要な機能のためには携帯性が犠牲になる。
そういうことに納得できることでしょう。


5.三脚撮影時の注意点
私の撮影スタイルにおいて。
三脚を使用して、完全固定できるに越したことはありません。

しかし、形態性を重視し軽い三脚を使っています。
そのため、風でわずかながら揺れることもあります。

こういうときは「気にしない」で対応することにしています。

三脚を使う撮影は、風景をとることが多いのです。
ですから、ワンショットに必要な時間以上撮影します。
その中から、揺れていない、揺れの少ない部分を切り取って採用するという手段もとります。

手ブレ補正はオフにしましょう。
画面の中の一部の被写体の動きを、カメラが勝手に手ブレと判断することがあります。
そしてカメラが補正。

すると、固定したのが微妙に動きます。
これを防ぐ為に、補正をオフにします。

あとは、水平には気をつけましょう。

斜めになってる絵はなんとなく気持ちが悪く、がっかり感があります。

ファインダーにガイドを表示できるなら、表示します。
それに注意してカメラを固定してください。


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